「モンサントの不自然な食べもの」というドキュメンタリー映画を見ました。
長年にわたり、遺伝子組み換え作物やタネ、農薬、除草剤を作り続け、
1ドルの儲けも逃がすまいと、何よりも利益優先
手段を選ばない方法で、世界中の人々の大切な食=いのちを
根源から支配しようとしているアメリカの大企業、
モンサント社への疑問を追求し、食=いのちの大切さと生き方を
改めて見直すチャンスを与えてくれる映画でした。
遺伝子組み換え作物が人体に与える影響はまだわかりませんが、
不自然なのは明らかです。目に見えない放射能も同じ。
昔ながらの農法を大切に実践してきた人、
安全な食べものを安心して食べたいと思う人たちの気持ちが無視され、
全てのバランスを根元から崩し、自分たちの都合だけで動く大企業。
その企業の利益が生みだす犠牲は果てしなく、
映画を見ていて途方に暮れそうになりましたが、
何においても人任せでなく、まずは知ることが大切で、
食べるものも使うものも、本当の情報をしっかりと自分で探して
見て触れてきちんと選別していかなくては、と背筋が伸びました。
アンジーナのスローガン「スモール イズ ビューティフル」。
これってやっぱり大切なことだと思います。
この映画は、9月1日から全国で順次公開されるそうなので、
興味のある方は、ぜひ。
横山ちひろ