毎年、凍てつく寒さの真冬時期に仕込みます。
一番上の写真は、米麹です。
私は米麹をこしらえた事は無く、いつも日野の友人が仕込んで置いてくれます。
味噌を仕込む日を見定めて、一週間ほど前に
麹菌(京都では、麹菌のことを「もやし」と呼びます)と
蒸した米を混ぜて、少し暖かな室内所に寝かしておくと
発酵しだして、ほどよいあんばいの米麹になる模様です。
今年は綺麗に仕上がってました。ありがとう。
さて、つぶした茹で大豆と国産の粗塩と米麹と
御汁(ごじる。大豆の茹で汁)の分量を量り、ボウルに入れて、
しっかりと感謝しながら揉み合わせて玉をつくり、
瓶の底から順々に投げ入れてゆきます。
丁寧に少し力強くなげて空気の入る隙間ができないように、
二十回ほど投げ入れて、表面をならして、軽く表面に粗塩をふりました。
表面にラップを張り蓋をして、蓋の上を新聞紙で覆いくくり
冷暗所で発酵していただき、秋の土用の日あたりには、お味噌が出来てます。
いつもはもう少し寝かせてます。
善玉菌さま。ありがとうございます。
鈴木大介
お味噌 されど“味噌”
ご飯に添えられているけど こんな過程を経てるんですね。
昔の人の“生活の知恵”が大介さん流で 再現★~!
成長過程も楽しみでしょうね。