稲にも花が咲きます。
ひとつひとつの穂殻がパカッと半分に割れ、雄しべと雌しべが
六本ずつ(らしいです)出て受粉し、雌しべは閉じる穂殻の中に入り、
雄しべは穂殻の外に残されます。
穂殻が開かずに受粉するのもあるらしいです。
お米の花は朝のひと時に咲き、昼には閉じるとのこと。
お米の花が咲いている瞬間を撮りたかったのですが
その日はすべて受粉を終えて、雄しべを外に残したまま花は閉じておりました。
写真の稲穂の閉じたひとつひとつの花の中身はこの時期、
白い乳液状になってます。
地球で、生命が絶妙に営む姿は美しく、ただただ感謝いたします。
鈴木大介