農と土

前回、稲の自然成長力に期待すると書きましたが、

今回は、この考え方について、私の経験を書きます。

30年程前、有機農業を志した当初は、

先輩諸氏から “有機農業は土づくりが肝心” と教わり、

せっせと山の枯葉を集め、もみと糠で植物性の堆肥づくりに精出して、

土の団粒化、肥沃化をめざし、「人力」を優先していました。

何年か続けるうちに、自然農の実践者の本で

「土は生きている」という文章を読み、眼からうろこの経験をしました。

 それ以来、なるべく肥料の投入は少量にすると共に、

作物も自然成長力を持っているはずと思い、

人間の手は一手でも二手でも減らすやり方に変えました。

すると、以前と何ら遜色のない丈夫な作物が育つ事を確認しました。

 米づくりは、結構強風の吹く山の上ですが、一度も倒れた事はなく、

野菜と共に、害虫に全滅になる程やられた事もなく、現在も続けております。

人間の成長にも考えさせられる事があるように思うのは、年のせいでしょうか。

鈴木信雄

カテゴリー: 畑日記 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中