毎年恒例の、猿・猪・鹿の三重苦対策が手薄になり、
その隙を狙ったかのような鹿に
植えたばかりの苗を二度に渡って奇麗に食べられ、
結局、一粒の米も戴けませんでした。
長年やってきて、多少やられる事はありましたが
こんなことは初めてでした。
毎年、稲ワラを田んぼに返すだけの無肥料でやってきましたが、
そんなわけで、今年は返すワラがありません。
その後、猪に三枚の田を、ミミズを食べるためか
耕運機で耕したように、すみずみまで荒らされました。
これは農作業の一手間を省いてくれた様なものですが、
このようなことも初めての経験でした。
今年はこのままの状態で田植えをしようと思いますが、
稲の持つ自然成長力がどのような結果をもたらしてくれるか、
今から秋の稲刈りが楽しみです。
鈴木信雄